ITパスポートの勉強 その7-2 【システム計画について】
集中力がない人が書いた!ITパスポートの勉強【システム計画について】
システム計画を勉強する上で開発プロセスの流れを考えながら理解しないと
何を勉強しているのか分からなくなるから注意だよ。(って先生が言ってたよ。)
早速始めるよ。
システム化計画
- システム要件定義:
システムやソフトウェアの開発において、実装すべき機能や満たすべき性能を明確にしていく作業のこと。
いつ、どこで、誰によって、どのような手順で実施されるかなど、業務を可視化することが必要だよ。
- システム方式設計(外部設計):
システム要件定義をもとに、それらの用件を実現するために、システム構成やデータ処理構造などの基本方針を決め、具体的な仕様を明らかにすること。 - ソフトウェア要件定義(外部設計):
業務手順を整理して、セキュリティ対策やシステムの保守方法などについてもこの段階で決めておく。 - ソフトウェア方式設定(内部設計):
開発するシステムを大まかな機能ごとにコンポーネント(部品や要素)に分割して機能ごとに定義しそれらのコンポーネントをつなぐインターフェース(接触面、接続部分)の仕様などを設計していく。開発者視点。
入金処理とか座席予約とかどういうふうにする?って段階。 - ソフトウェア詳細設計(プログラム設計):
コンポーネントをさらに小さな単位のモジュールに分割し、各モジュールが持つ機能やモジュール間のインターフェースについて定義する。
コンポーネントの中なのでこの辺はかなり技術的(プログラミング)な内容になりそう。 - ソフトウェアコード構築(プログラミング):
システム設計に従い、プログラム言語を用いてモジュールごとにプログラム作成を行う。
コーディング規約とか禁止事項なんかはここで定義する感じ。
後はこれらの流れに従ってカタカタ打ち込んでいくってかんじかな。
要件定義
要件定義プロセス:
利用者が最も積極的に参加するプロセスであり、最終的に利害関係者の間で合意する。
業務要件プロセス
機能要件プロセス
非機能要件プロセス
Iパスでは「次の内容はどの要件定義プロセスにあたるか?」という形式で出題されることが多いそうです。
SLCP(Software Life Cycle Proccess ソフトウェアライフサイクル):
企画プロセスー要件定義プロセスー開発プロセスー運用プロセスー保守プロセス
ソフトウェアの構想・設計から開発、導入、運用、保守、破棄に至るまでの工程全体のこと。また、それらの工程について個々の作業内容、用語の意味などを標準化した枠組み。
システム化を計画する際の標準ガイドラインみたいなものだよ。
共通フレーム2013 / SLCP-JCF2013:
解釈の違いによるトラブルを予防する(誤解を招かぬようにする)ため同じ言葉を話すことができるよう共通の枠組みのこと。情報処理推進機構(IPA)が発行。
標準化モデルの例だよ。
TCO(Total Cost of Ownership):
コンピュータシステムの導入、維持・管理などにかかる費用の総額。
製品だけではなく、そのコンピュータの中に導入したソフト(イラレとかフォトショとか)の価値があるので、総額として考えること。全体としての価値を評価するために使いたいね。
RFI(Requst For Information):
情報提供依頼書
情報システムの導入や業務委託を行うにあたり、発注先候補の業者に情報提供を依頼する文書。
RFP(Requst For Proposal):
提案依頼書
情報システムの導入や業務委託を行うにあたり、発注先候補の業者に具体的な提案をする文書。
口約束や曖昧な発注による開発現場の混乱を防ぐためだったりのやつね。
いかがでしたか。
専門用語が多めでしたが、結局は「しっかり綿密に計画するよ」ってこと。誰が、いつ、どのようにとか、このシステムはこのための目的で、こういうルールがあってみたいな。システムやプロジェクトの規模が大きければ大きいほどルール作りも大変ですね~。ここまでの流れをちゃんと理解している営業マンやデザイナーはシステム開発部とも話が進みやすいのではないでしょうか?
ここまでよんでくれてありがとう。
次回もよろしく!